4.6 Dock とその利用法

Mac OS X に独自なものの一つに Dock があります.この Dock の主な役割と使い方を説明します.

コンピュータを使うときは,ふつうウェブブラウザやメールクライアントといった個々のアプリケーションを起動して,それぞれ目的の作業を行います.その際,頻繁に使うアプリケーションはすぐに起動できるようにしておきたいものです.またコンピュータを使うときは「お絵描きアプリケーションで描いた絵をワープロの書類に貼り付けたい」など,複数のアプリケーションを切り替えて作業することも多いでしょう.そこで Dock を使うと

  • 頻繁に利用するアプリケーションの登録/起動
  • 複数のアプリケーションの切り替え

といった作業がしやすくなります.

Dock へのアプリケーションの登録

では,hwb4.3 アプリケーションの起動と終了で起動してみたカレンダーを Dock に登録してみましょう.前回と同様に,「アプリケーション」フォルダの中からカレンダーを探し出してください.

見つけたら,今度はダブルクリックせずにアイコンの上でマウスボタンを押し,押しっぱなしの状態のままで Dock の方へと動かします(hwb4.5 ウィンドウ操作 で出てきた「ドラッグ」操作ですね).Dock の上まで持ってくると,アイコンが入るように新しいスペースが自動的にできるのがわかると思います.
マウスポインタを左右に移動して,登録する場所を決めたら,その上でマウスのボタンを放しましょう.スッとアイコンが Dock に収納されたでしょうか? (このような一連のマウスの操作を「アイコンを Dock へドラッグ&ドロップする」などと言います.)一度登録してしまえば,あとはクリック一つで起動できるので便利ですね.

登録したアプリケーションは,アイコンを左右にドラッグ&ドロップすることで並べ替えることができます.

Dock からのアプリケーションの削除

登録したアプリケーションを Dock から取り除くには Dock の外へとアイコンをドラッグ&ドロップします.まず,カレンダーを終了させてください.次に,カレンダーのアイコンの上でマウスボタンを押しっぱなしにして,押した状態のまま Dock の外へと移動させます.しばらくすると,アイコンが半透明になり,「削除」の吹き出しが表示されます.そこでマウスボタンを放してみましょう.アプリケーションが Dock から消えたはずです.

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消えたといってもあくまで Dock の中からなくなっただけで,アプリケーション自体を削除してしまったわけではありません.また登録したくなったら同じ要領で「アプリケーション」フォルダから登録してやれば OK です.

また,アイコンをゴミ箱にドラッグ&ドロップすることでも同様の操作ができます.

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アプリケーションの切り替え

先述したように,現在起動しているアプリケーションは Dock 内に表示され,下に黒い点が付きます.黒い点の付いた(つまり起動中の)アプリケーションのアイコンをどれかクリックしてやると,そのアプリケーションのウィンドウが最前面に表示され,メニューバーもそのアプリケーションのものに切り替わります.これをアプリケーションの切り替えといいます.(hwb4.4 アプリケーションの切り替え参照)