8.4.3 文字エンコーディングの設定

文字コード,改行コードを変更してファイルに保存する

iMac 端末環境における Emacs での標準の文字コードは UTF-8 になっていますが,別の文字コードを使いたいときがあります.文字コードに関しては hwb7.3 文字コード を参照してください.

その時には, x return f と押します.

すると,ミニバッファに,次のように表示されます.

8_4_3_a

変えたい文字コードを入力して return を押します.

ここでは,iso-2022-jp に変えてみます.

8_4_3_b

8_4_3_c

ミニバッファの左上の – と書かれていたところが, J に変わりました.

ここに書いてある文字は,文字コードを表していますので,iso-2022-jp に変更されたことがわかります.この後,ファイルの保存の操作をすれば,指定した文字コードでファイルが保存されます.

また,文字コードの指定の際に,改行コードの変更も行うこともできます.文字コードの変更の際に,文字コード名に続けて,

  • -dos と書くことで CR+LF
  • -mac と書くことで CR
  • -unix と書くことで LF

に変更することができます.例えば.文字コードの変更の際に iso-2022-jp-unix と入力すれば,文字コードは iso-2022-jp で,改行コードは unix のものになります.

文字コードを指定してファイルを開く

Emacs では,ファイルを開くとき,文字コードの自動判別をして,正しい文字コードを選ぶようになっていますが,ファイルによっては,自動判別に失敗する場合があります.

その時には,文字コードを指定して開く必要があります.

 xreturn c と押します.

すると,ミニバッファに次のように表示されます.
8_4_3_d

デフォルトでは,UTF-8 になっていますので,そのまま return を押すと,文字コード UTF-8 で次の操作が実行されます.

別の文字コードのファイルを開くときには,その文字コードを入力します.

iso-2022-jp のときには,次のようにします.

8_4_3_e

リターンキーを押すと,ミニバッファの表示が次のようになります.

8_4_3_f

この後, x  f と押してファイルを開けば,文字コードを iso-2022-jp にして開くことができます.

バッファの表示文字コードを変更する

Emacs にファイルを読み込んだものの正しく表示されず,文字化け状態で表示されている場合に,表示の文字コードを正しい文字コードに設定するための方法を書きます.

ファイルを編集してしまった場合は,まず保存します.それから  x return r としたあと,設定したい文字コードを入力すれば,保存したファイルが新たに読み込まれて,指定した文字コードで開きます.

8_4_3_g