26.3.9 便利な方法

最初に書いたような環境変数の設定が必要ない方法もあります.こちらの方法を用いる場合には,イ ンストール後にパス設定をしなくても構いません. Windows NT/2000/XPの場合には次のようなファイルを作成し,java.batなどと名前をつけ,デスクトップなどに設置します.なお,ファイル名は何でも構いませんが,拡張子は「.bat」として下さい.

@echo off
set path=%path%;C:\Program FIles\Java\jdk1.6.0_05\bin
cd C:\Documents and Settings\%username%\My Documents\java
cmd

Windows 95/98/Meの場合には下のようになります.

@echo off
set path=%path%;C:\Program FIles\Java\jdk1.6.0_05\bin
cd "C:\My Documents\java"
command

Javaを使う場合には,java.batをダブルクリックすることになります. これでMS-DOSプロンプト/コマンドプロンプトが起動され,Javaの作業用ディレクトリに自動的に移れますし,パスの設定もなされます. また,複数のバージョンのJ2SDKを使い分ける場合にはこの方法が好ましいかも知れません.バッチファイルに詳しい方は,このファイルで適宜環境設定を行なうとよいでしょう.