26.1.5.2 メソッド登場

Javaでは,「ある機能を実現するひとまとまりの実行部分」に名前をつけてやることができます.これをメソッド(method)と呼びます.何かを実現する「方法」という感じでしょうか.今の例でしたら,名前はstars20とでもしましょう.この「名前」はプログラマが適当につけられますから,その部分の機能がよくわかるように決めます.

static void stars20(){
   int i;
   for(i=1; i<=20; i=i+1)
      System.out.print("*");
   System.out.println();
}

filestars20.java

何だかどこかで見たような形式ですね.そうです,これまでプログラム全体の中に書いてあったmainというものの書き方と同じです.実はmainもひとつのメソッドで,「プログラム全体はmainというメソッドの実行から始まる」ことになっていたのです.

このメソッドstars20を使って,プログラムRectEmptyを書き直してみましょう.名前はRectHollowとします.