9.3.10 ソースを見る

WWWで提供される情報の多くは, HTML(Hypertext Markup Language)という形式で書かれています. HTML形式のファイルはそのままではただ文字がずらっと並んでいるだけですが,ウェブブラウザがこのHTMLファイルに書かれた情報を理解し,字体や配置などがきちんと整形されたウェブページへと変換しているのです.

ウェブページの元のHTMLファイルを見るには,メニューバーから表示ソースを表示を選択します.すると,何やら訳の分からない文字がずらっと並んだウィンドウが表示されるはずです.これが今見ているページの元になっているHTMLファイルです.このように,ウェブページのもとになったファイルをソースファイルといいます.

htmlsource.png

http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/enkaku.htmlのURLで表されるページでソースを表示して,ウィンドウのかなり下の方までスクロールすると、

htmllink.jpg

と書いてある部分があるはずです.これが,ウェブブラウザに表示された「大学院総合文化研究科・教養学部の歴史」という部分をクリックすると,そこに書かれているページに飛ばすような,ハイパーリンクを記述した部分なのです.