iMac端末環境におけるEmacsでの標準の文字コードは,UTF-8になっていますが, 別の文字コードを使いたいときがあります.
その時には, x f と押します.
すると,ミニバッファに,次のように表示されます.
変えたい文字コードを入力してを押します. ここでは,iso-2022-jpに変えてみます.
ミニバッファの左上の u と書かれていたところが, J に変わりました. ここに書いてある文字は,文字コードを表していますので,iso-2022-jpに変更されたことがわかります. この後,ファイルの保存の操作をすれば,指定した文字コードでファイルが保存されます.
Emacsでは,ファイルを開くとき,文字コードの自動判別をして,正しい文字コードを選ぶようになっていますが,ファイルによっては,自動判別に失敗する場合があります.
その時には,文字コードを指定して開く必要があります.
x c と押します. すると,ミニバッファに次のように表示されます.
デフォルトでは,UTF-8になっていますので,そのままを押すと,文字コードUTF-8で次の操作が実行されます.
別の文字コードのファイルを開くときには,その文字コードを入力します. iso-2022-jpのときには,次のようにします.
リターンキーを押すと,ミニバッファの表示が次のようになります.
この後, x f と押してファイルを開けば,文字コードをiso-2022-jpにして開くことができます.
Emacsにファイルを読み込んだものの正しく表示されず,文字化け状態で表示されている場合に,表示の文字コードを正しい文字コードに設定するための方法を書きます.
ファイルを編集してしまった場合は,まず保存します.それから x rとしたあと,設定したい文字コードを入力すれば,保存したファイルが新たに読み込まれて,指定した文字コードで開きます.
15.4.2.6.2 アンドゥ | 15.4.2.7 文字エンコーディングの変更方法 | 15.4.3 エディタの機能についてもっと知る | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Tue, 26 Apr 2005 17:05:14 JST (1557d) |