15.2.2 基本的な編集操作

ウィンドウのフォーカス

文字を入力するには,文字を入力したいテキストエディットのウィンドウにフォーカスが あたっている必要があります.もし,その入力したいウィンドウで,カーソルが点滅してなければ, フォーカスがあたってないことになります.その場合は,そのウィンドウのどこか一部をクリックすれば フォーカスがあたります.

文字の挿入

カーソルとは,キーを入力したときに文字が挿入される位置を示す目印のことです.miでは,カーソルは縦棒であらわされます.マウスポインタの文書の一部をクリックすれば,カーソルをその位置に移動することができます.

キーボードから文字を入力するとカーソルが点滅しているところに入力した文字が挿入されます.

文字の挿入の練習

文字の挿入を用いて,次のフォームの中の「文部省」の文字を,文部省と科学技術庁が合併して出来た今の省庁の名前に変更してみましょう.

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文字の削除

bsキーを押すと,カーソルの直前の文字を消去することができます.

カーソルの直後の文字を消去するのは,deleteキーとなります.

例えば,下のようにcとdの文字の間にカーソルが点滅している場合は, bsキーを押すとabdefになり,deleteキーを押すとabcefになります.

abc|def

改行するときはenterキーを押します.改行すると,カーソルが次の行の先頭に移動します.

文字の削除の練習

企業による独占を禁止し取引の公正を目的とする法律である「独占禁止法」はよく漢字3文字で省略して呼ばれます.文字の削除を使って,3文字だけ残すことによって, その省略形を作り,採点ボタンをクリックしてください.

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選択部分の削除

まず,削除したい文字列の直前にカーソルを合わせて左ボタンを押します.そして,そのまま削除したい文字列の最後の文字までマウスをドラッグします.すると,下のように削除したい文字列が青色で強調されます.これが,文字列が選択された状態です. この状態でbsキーを押すことによって,選択された文字列を一度に削除することができます.

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