13.5.2 実行ファイル

ここでは,実行ファイルについて学びます.

ファイルは,実行可能なプログラムが入ったファイルと,中身がデータなどで実行できないファイルに分けることができます. ここでは,ターミナルのコマンドラインから直接実行可能なプログラムが入ったファイルを実行ファイルと呼ぶことにしましょう.

ls コマンドを使うと指定したディレクトリ(指定しなければカレントディレクトリ)にどのようなファイルがあるかを見ることができます. ls -F とオプションを付けるとファイルが実行ファイルなのかどうかを見ることができます.

例えば, 以下のようになります.

promptls -F return2 Library/ Movies/ Music/ a.out* test.c

ここで a.out というファイル名に * (アスタリスク) が付いていることに注意してください. これが, a.out というファイルが実行ファイルであることを示しています.