特にタイピングの練習をしなくても, キーボードからキー入力を行なうことはもちろんできます. しかし, タイピングに慣れている人と慣れてない人の作業効率の差は非常に大きく, できるならきちんとタイピングを練習しておいた方がよいでしょう. 以下では, タイピングの練習をするにあたっての非常に基本的な注意点を書いておきます.
たとえば右手の人指し指だけでほとんどの入力をすることも可能ではあります. しかし, これでは手がキーの位置をおぼえてくれません. 練習ソフトが指示する正しい位置に手をおき, 両手を使って練習しましょう.
練習をはじめたばかりの頃は, どうしてもキーボードを見て字を確認しながら打ってしまうことが多いようです. 確かに初級の頃はその方が打つスピードが速いのですが, それではなかなか上達しません. 最初は遅くて不正確であったとしても, キーボードを見ないで練習した方が, 結果的に上達が速くなります. キーボードを見ないでキーをタイプすることを, タッチタイピングといいます.
画面から40〜50cm頭を離して, 背筋を伸ばした正しい姿勢で学習しましょう. そうしないと, 目, あるいは腕, 指等に余計な負担が掛かってしまいます.
タイピングの練習にはまってしまう人が時々いらっしゃるようですが, 何事もやりすぎは禁物です. たとえば, 筆者は, ここ数日このはいぱーワークブックを書くためにずっとキーボードで入力作業をしていますが, ここに来て腕と肩がおかしくなってきました. 体に負担をかけない方が身のためでしょう.
6.2.4 タイピングの練習 | 6.2.4.1 タイピングの心構え | 6.2.4.2 タイピング練習ソフト:typing | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
このページに関してお気づきの点がありましたら
コメント投稿システムまでお願いします.
|
Thu, 17 Mar 2005 01:50:00 JST (1598d) |