まずは,RCSへのcheck-inから説明します.check-inとはファイルの内容をRCSに登録する作業です.
たとえば,memo.txtというファイルを作って,更新しするとしましょう.そしてその更新の履歴をRCSを使って記録したいとしましょう.
まずmemo.txtの最初のバージョンを作ったあとに,そのファイルをRCSに登録作業としてcheck-inする必要があります.
mkdir RCS
としておくと変更の差分のデータがこのディレクトリに保存されます.
check-inはファイルを変更したあとに,その変更を記録するためにも行います.check-inにはciというコマンドを使います.はじめてcheck-inするときには,ciコマンドに-iオプションをつけて実行します.
ci -i memo.txt
memo.txt,v <-- memo.txt
enter description,terminated with single . or end of file:
NOTE: This is NOT the log message!
>>
ここで変更に関するコメントを入力します.どのような変更を行ったかを簡単に書いておくとあとで便利です.コメントは複数行にわたっていれることができます.最後にピリオドを入力してコメントの入力を終えます.
するとmemo.txtのファイルは,見えなくなり,RCSというディレクトリの下にmemo.txt,vというRCSのファイルができます.RCSはファイルの更新の履歴を差分(現在のファイルと昔のファイルの差)の形で保存します.
このファイルをまた編集するときには,次の項目で行うcheck outをします.
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13.4.16.1 check-in |
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発展項目をスキップ |
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13.5 いろいろなファイル | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Fri, 10 Dec 2004 18:48:44 JST (1694d) |