テキストエディットでは,ファイルを開くときに使われる漢字コードと 保存するときに使われる漢字コードを設定する必要があります. すでに学んだように,よく使われる漢字コードすなわち漢字のエンコーディングには,JISコードや,シフトJIS ,日本語EUCや,Unicode(UTFフォーマット )があります.
メニューの
から, 環境設定ダイアログを開きます. そこで,「デフォルトの標準テキストエンコーディング」のところが 設定するところです.開きたいファイルの文字エンコーディングに合わせて,設定してやる必要があります.開くのほうのエンコーディングは,設定を「自動」にしておけば,自動的にただしくファイルのエンコーディングを判定して開いてくれる場合もありますが,そうでない場合もあります.UTF-8を扱うのならば,自動判別にするのではなく,UTF-8に設定しましょう.現在のECCSの標準環境(すなわち,なにも設定しない場合の環境)においては,「開く」のテキストエンコーディングはUTF-8になっています.
「保存」のほうは,ここで選んだエンコーディングが, 新しく作成したファイルを保存するときに,最初の選択肢として出てくる文字エンコーディングになります.
利用したいエンコーディング方式がリストにない場合は,デフォルトの標準テキストのエンコーディングの メニューの中で,
を選んでみてください.テキストエディットのメニューからファイルを開いて,文字エンコーディングを指定する方法もあります.テキストエディットのメニューから,
を選びます.すると,以下のようなダイアログが出るので,UTF-8で開くならば,「標準テキストのエンコーディング」を「Unicode(UTF-8)」に設定して,ファイルを選択し,「開く」ボタンをクリックすると,きちんと開けます.ダブルクリックしてファイルが開けない場合には,ぜひこの方法を試してみてください.15.3.7 ファイルを開く | 15.3.8 文字エンコーディングの設定 | 15.3.9 ファイルの印刷 | ||
発展項目をスキップ | 15.4 Emacs編 | |||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Fri, 01 Apr 2005 19:19:19 JST (1582d) |