ファイルを開くとは,そのファイルを扱うアプリケーションを使ってファイルの中身を見たり,場合によっては編集したりできる状態にすることです.
Finder ウィンドウ,およびデスクトップに表示されているほとんどのファイルは,アイコンの上でマウスをダブルクリックすることで開くことができます. これはほとんどのファイルが何らかのアプリケーションと関連づけられているためです.ファイルを特定のアプリケーションに関連づけることで,どのアプリケーションを使ってファイルを開けばよいかをシステムに知らせることができます. Mac OS X ではアイコンとして使われている絵柄を見れば,そのファイルがどのアプリケーションと関連づけられているかが分かるようになっています.
例えば下のようなアイコンを持つファイルは Safari と関連づけられています.
下のようなファイルはテキストエディタであるテキストエディットと関連づけられています.
アイコンの種類が関連づけられたアプリケーションを示しているのが分かりますか?
このような関連づけは,基本的には,ファイルの拡張子を見て行われます.たとえば, index.html というファイル名ならば, html の部分が拡張子で,このファイルは html という形式のファイルだとわかるので, html ファイルを見るためのアプリケーションであるSafariに関連づけられているということになります. ファイルの関連づけについては,くわしくは,13.5.4 Mac OS Xと拡張子で学びます.
時には関連づけられたものと異なるアプリケーションでファイルを開きたい場合もあるでしょう.たとえば, Safari と関連づけられた HTML ファイルを Opera という別のウェブブラウザで開きたい場合などです. また,ファイルの拡張子によっては,どのアプリケーションにも関連づけられてない場合もあります.
このような場合はどのアプリケーションを使ってファイルを開くかを自分で指定する必要があります.開きたいファイルのアイコンの上で右クリックするとメニューが出てきます.
から利用するアプリケーションを選んでください.また,ファイルのアイコンの上にマウスポインタを合わせて,マウスボタンをプレスし,プレスしたまま開きたいアプリケーションのアイコンの上までマウスポインタを移動して(すなわちドラッグして),マウスのボタンをリリースすることによっても,ファイルを開くアプリケーションを指定することができます.このような操作をドラッグ&ドロップといいます.ドロップというのは,つかんだファイルをアプリケーションのアイコンの上に落とすイメージです.Dockに表示されているアプリケーションに関しては,Dock上のアプリケーションのアイコンの上にドロップすればよいです.
ターミナルにおいて,上記に相当する操作は,12.7 openコマンドに説明があります.
13.3.1 Finderウィンドウ | 13.3.2 ファイルを開く | 13.3.3 フォルダ間の移動 | ||
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Sun, 16 Mar 2008 17:15:22 JST (502d) |