Javaで書いたプログラムの実行は「中間言語形式」で行なわれます.この理由は主に次の二つです.
この二点は合まって,Javaをネットワーク環境で使いやすいものにしています.たとえば,Aというコンピュータで中間言語に変換したものを,Bというコンピュータが取り寄せてBの上で実行するということが,比較的簡単にできるのです.
これを可能とするために,中間言語の解釈実行方法は公開され,そのソフトウェアを各コンピュータごとに用意しています.これをJava仮想機械(Java Virtural Machine, JVM)と呼んでいます.
この「Bが取り寄せてBの上で実行する」という動作をウェブブラウザに組み込んでおけば,A上のウェブページに書かれたプログラムをBのブラウザで実行することが簡単にできます.そして正にこの機能が,Javaを広めている原動力ともなっています.現在多くのウェブページにJavaのプログラムが埋め込まれていて,多彩なウェブページを構成するようになってきています.
26.2.4 プログラム処理 | 26.2.5 中間言語方式 | 26.3 WindowsでJava環境を整える | ||
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Sun, 20 Mar 2005 22:38:54 JST (1594d) |