Javaにおいての最も単純な入力は,キーボードからの文字入力です.例題を見てみましょう.
class InChar{ public static void main(String argv[]) { int c=0; while(c!='\n'){ // '\n'$B$O%j%?!<%s$NFbItI=8=(B try{ c=System.in.read(); System.out.println("char="+(char)c+", value="+c); }catch(java.io.IOException e){ System.out.println("Some input error"); } } } }
この例では,改行コード('\n')が入力されるまで文字を一字ずつ読み込み, そのコンピュータの内部での値(文字を表現している整数値)と, その文字そのものとを表示します.ただし通常は, 入力の行は改行コードがくる(リターンキーが押される) まで実際には読み込まれませんので, リターンキーを打つまでは何も表示されず, リターンキーを打った時点で, それまでに入力した文字についての結果がまとめて表示されます.
whileの次の行の
try {
に注目して下さい.これが最も簡単な誤り処理用の指定で,意味は大体
何かエラーが起きたら続くcatchの中で処理する
という感じです.エラーが起きそうな部分を { と } とで囲みます.これをtryブロックと呼びます.このプログラムでは,IOExceptionという名前の入力異常が起きた場合には,ここで指定したcatchブロックを処理します.
26.1.8.2 Javaの入力 | 26.1.8.3 一文字の入力 | 26.1.8.4 文字コード | ||
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Wed, 27 Oct 2004 00:36:06 JST (1739d) |