JISコードや日本語EUCやシフトJISなどの文字コードは使っている文字集合がほぼ同じなので, 互いに変換可能です.
例えば, nkfというコマンドラインで動くプログラムを用いれば, JISコードで書かれたファイルを日本語EUCに変換することができます. たとえば,hogehoge.txtという名前のファイルを日本語EUCにして,hogehoge-e.txt という名前で保存するには,コマンドラインから,
nkf -e hogehoge.txt > hogehoge-e.txt
となります.>の記号がなにを意味しているかなどは,28.2 リダイレクションを参照してください.nkfのような漢字コードを変換するためのUNIXコマンドを漢字コード変換フィルタなどといいます.
またテキストエディットや,Emacsなどのエディタでもいろいろな文字コードのファイルを作成することができます.
たとえば,テキストエディットでは,以下のような操作で実現できます.
で開く環境設定ダイアログの「デフォルトの標準テキストエンコーディング」の欄を「開く」をJISコード(ISO-2022-JP)に設定して, ダイアログウィンドウを閉じます.変換したいファイルを開いて,メニューから を選びます.そのときに「標準テキストのエンコーディング」として,日本語EUCを選べば,日本語EUCで保存できます.19.5.7 Unicode | 19.5.8 文字コード変換 | 19.5.9 文字パレット | ||
発展項目をスキップ | 19.6 平均情報量 | |||
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Thu, 10 May 2007 20:52:55 JST (813d) |