10.2.5.1.1 メールアカウントの設定

Apple Mailを初めて起動すると,次のようなダイアログが現れます.ここで,電子メールのメッセージを送受信するために必要な設定を行います.

[メールアカウントの作成ダイアログ]

各項目について説明します.

アカウントの種類

メッセージの受信の仕方を選びます.クリックするとメニューが出てきます.詳しい内容については,あとで扱いますが,ここでは,「IMAP」を選んでください.

氏名

メッセージの送り先に通知される名前です. 「Taro Todai」または「東大 太郎」といった名前を記入します. 日本語入力の仕方をまだ習ってないので,ここでは,とりあえず,アルファベットでいいでしょう.

ユーザ名

この欄には,「ユーザ名@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp」と記入してください.メールアドレス欄と同じ内容になります.

パスワード

ここには,ログイン時に用いたパスワードと同じパスワードを入力してください.教育用計算機システムにおいては,メールサーバにアクセスするときのパスワードとログインのパスワードが同一に設定されているからです.ここにパスワードを記入すると、メールを受信するたびにパスワードを入力する必要がなくなります.パスワードをコンピュータ内に保持したくない場合は、ここを空欄にしておくことができます.この場合、Mail起動時に逐一パスワードを入力することになります.

以下が入力例です.

[入力例]

入力が完了したら「続ける」をクリックします.

次に受信用メールサーバと送信用メールサーバの設定をします.

受信用メールサーバ

メッセージの受け取りに使われるコンピュータの名前です. 教育用計算機システムにおいては, mail.ecc.u-tokyo.ac.jp に設定してください.ユーザ名はメールアドレスを入力してください.下図は入力例です.

[受信用メールサーバの設定]
送信用メールサーバ

送信の際に使われるコンピュータの名前です. 教育用計算機システムにおいては, mail.ecc.u-tokyo.ac.jp と入力します.下記は入力例です.

[送信用メールサーバの設定]

こうした設定を終えると,下図のような確認画面が出ます.

[確認画面]

cautionユーザ名やサーバ名におけるアルファベットや数字は,日本語入力モードでの全角文字で入力してはいけません.

さあ,メッセージを読み書きする準備ができました.さっそくメッセージを受け取ってみましょう.