相手に暗号化した電子メールを送るには,相手の公開鍵を持っている必要があります. 逆に相手から,自分に暗号化した電子メールを送ってもらうには,自分の公開鍵を渡す必要があります.
上記の操作で,作成した,自分の公開鍵は,
gpg -a --export -o g999999.gpgkey
というコマンドで,g999999.gpgkeyというファイルに書き込まれます. このファイル名は,何でも構いません. 電子メールなどで,相手に渡してください.
相手から受け取った公開鍵が,g888888.gpgkeyというファイルに書き込まれている場合は,
gpg --import g888888.gpgkey
とすることで,自分の鍵輪に登録されます.
自分の持っている公開鍵一覧を見るには,以下のコマンドを使います.
gpg --list-key
/home01/g999999/.gnupg/pubring.gpg
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pub 1024D/F5B1CF11 2005-02-28 Todai Taro <g999999@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
sub 1024g/F444C6CF 2005-02-28
pub 1024D/437F6DF0 2005-02-28 Todai Hanako <g888888@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
sub 1024g/E85AC07F 2005-02-28
東大太郎さんは,自分の公開鍵と東大花子さんの公開鍵を持っていることがわかります.
10.2.5.7.1 鍵の生成 | 10.2.5.7.2 公開鍵の受け渡し | 10.2.5.7.3 暗号化して送信 | ||
発展項目をスキップ | 10.3 電子メールのエチケット | |||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Sun, 12 Jun 2005 16:44:38 JST (1510d) |