使い方を説明するに当たって,Excelの基本的な概念をいくつか説明します.
- セル
- それぞれのますめのことをいいます.セルの位置は列と行によって指定します.
例えば,以下で赤く塗ったところはB3となります.
- 列
- 列はセルを参照する時の横の位置です.左からA,B,C…と表現されます.上記の例ではセルは列B上にあるということになります.列番号をクリックするとその列全体が選択されます.
- 行
- 行はセルを参照する時の縦の位置です.上から1,2,3…と表現されます.上記の例ではセルは行3上にあるということになります.行番号をクリックするとその行全体が選択されます.
- ワークシート
- 表を作るための作業エリアのことです.単にシートともいいます.自分がどのシートを使って作業しているを確認するには,Excelのウィンドウの右下のワークシート見出し(タブともいう)を参照します.ワークシートの名前を変更したり,ワークシートの追加・削除をするにはワークシート見出しを右クリックして下さい.
- ブック
- 何枚かのワークシートが集まったものです.Excelでは,作業をブック単位で行ないます.
- カーソル
- データの位置を示します.以下の場合,A1の部分を示す太線がそれにあたります.この状態でA1のセルをクリックすると縦棒が現れますが,これもデータの入力位置を示すためカーソルと呼ばれます.カーソルの行と列は左上に表示されています(A1と表示されている部分).カーソルはセルをクリックすることでも,矢印キーを使うことでも動かすことができます.