16.1.7 WWWシミュレータ

情報基盤センターメディア教育部門が作成に関わった external_sコンピュータ原理シミュレータ - WWWを使って,WWWの仕組みを勉強してみましょう.

まず,上の外部リンクを辿って, 開いたページからさらに「お試し」のリンクを辿って, WWWのシミュレータを開いてください.

アプレットが起動して,次のような画面が表示されます.

(WWWシミュレータ画面)

このシミュレータにおいて,あなたは, WWWブラウザと書かれたコンピュータを操作して, ウェブページを閲覧します.

host.a.jpとhost.b.jpという2台のウェブサーバが存在します.それと,ホスト名と,IPアドレスを変換してくれるDNSサーバが存在します.IPアドレスやDNSについての詳しいことは,related_s29. ネットワークシステムを参照して下さい.

まず,WWWブラウザと書かれたコンピュータをクリックしてみてください.操作可能な項目が書かれたメニューが表示されます.

(メニュー)

まず,メニューのうち, URL入力と書かれたところをクリックしてみてください. ここで,閲覧したいページのURLを入力することができます. ここでは, http://host.a.jp/index.html と URLを入力してみることにしましょう. 最後に「了解」をクリックします.

(URL入力)

すると,赤い四角いものが,WWWブラウザのコンピュータから,DNSのコンピュータに動きます.これは,host.a.jpのホスト名を持つコンピュータのIPアドレスをDNSに問い合わせていることをあらわしています.

(DNS 問い合わせ)

次に再び,WWWブラウザのところをクリックして, メニューから HTTPリクエスト を選びます. すると,実際にhost.a.jpに送る閲覧要求の内容が表示されます.

(HTTPリクエストの内容)

「OK」ボタンを押すと,赤い四角で表されている閲覧要求が,WWWブラウザのコンピュータから,host.a.jpのコンピュータに移動します.閲覧を要求されたウェブサーバhost.a.jpは,要求されたウェブページの内容をWWWブラウザのコンピュータに送ります.ウェブページの内容がWWWブラウザのコンピュータに届くことにより,ウェブページを表示することができます.

(HTTP)