テキストエディット(TextEdit)は,Mac OS X上で利用できるエディタです.この章の後半で扱うエディタであるEmacsほどは,拡張性がありませんが,基本的な編集操作が行えます.テキストエディットにおける編集操作は.Apple Mailなどの多くのMac OS Xのアプリケーションにおける共通の編集操作になります.
フォントを変えたり,文字の大きさを変えたりできる文書フォーマットであるRTFフォーマットも編集できますし,純粋な文字情報のみのファイルフォーマットであるプレーンテキストのエディタにもなります.
ここでは,プレーンテキストエディタとしてのテキストエディットについて扱います.
ApplicationsフォルダにあるTextEditのアイコンをクリックすると起動します.
アプリケーションの起動の仕方を忘れてしまった人は,5.3 アプリケーションの起動と終了を復習しましょう.
テキストエディットは,プレーンテキストを編集するモードと,RTFフォーマット(リッチテキスト)を編集するモードを切り替えることができます.プレーンテキストは,標準テキストとも呼ばれます.
以下はリッチテキストを編集するときのテキストエディットのウィンドウの外観です.
以下は標準テキストを編集するときのテキストエディットのウィンドウの外観です.
切り替えるには,以下のようにします.
まず,テキストエディットのウィンドウをクリックするなどして,メニューバーにテキストエディットのメニューを表示させます.そして,メニューから
を選びます.「新規書類の属性」のところのボタンがもし「リッチテキスト」のほうが青くなっていたら,「標準テキスト」のほうをクリックして,青くします.これで,次からテキストエディットを立ち上げたときに,プレーンテキスト編集モードになります.
「リッチテキスト」で編集し始めてしまった場合に,途中でプレーンテキストにしたくなった場合は,
を選べばできます.その場合は,文字のフォントや色などの 情報は失われます.15.3 テキストエディット編 | 15.3.1 テキストエディットとは | 15.3.2 基本的な編集操作 | ||
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Mon, 14 Apr 2008 14:23:30 JST (473d) |