ふたつの数aとbとが与えられて,aがbの約数かどうかを判定してみましょう.aがbの約数であることは,すなわちbがaで割り切れることであり,bがaの倍数であることと等価です.たとえば20は5で割り切れますが,6では割り切れませんから,5は20の約数ですが6はそうではありません.この割り切れるかどうかが調べられるように,Javaでは割り算の余りを求める演算が用意されています.記号は(あまり感じはでませんが)%を使います.20 % 5 = 0, 20 % 6 = 2 というぐあいです.
aがbの約数かどうかは,条件式
b % a == 0
で判定できます.この結果に従って実行させる例を示します.
if(b % a == 0) System.out.println(a + "は" + b + "の約数です.");
aがbの約数なら「約数です」という表示が出ますが,約数でない場合には何も表示されません.
26.1.4.1 判断 | 26.1.4.2 約数 | 26.1.4.3 約数リスト | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Mon, 05 Apr 2004 14:09:16 JST (1943d) |