Javaで扱う数には,整数の他に実数があります.実数とは,くだけた言い方をすると「小数点のついた数」ということになります.Javaの式では,その中に現れる数がすべて整数である場合,四則演算の結果も整数となります.それで,10000÷365が27になったわけです.
実数の値を表わす第一の方法は,小数点をつけることです.たとえば,"3.14"や"-0.04"は実数となります.値が整数と同じであっても,小数点がついていれば実数となります.たとえば"3.00"は実数であって,整数の"3"とは別に扱われます.
式の中に一つでも実数がまざっていると,計算の結果は実数になります.この場合,整数が含まれていても,それは「値の等しい実数」とみなされて計算されます.たとえば我々の計算式「10000÷365」の結果を実数で求めたい場合は
のどれでも構いません.
26.1.1.9 除算 | 26.1.1.10 実数 | 26.1.1.11 データ型 | ||
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Thu, 02 Sep 2004 17:56:17 JST (1793d) |