19.1.4 2進数・8(16)進数変換

計算機関連では,8進数や16進数も良く用いられます. これは 8進数の 1桁が 2進数の 3桁に, 16進数の 1桁が 2進数の 4桁に対応していることが大きな理由となっています. つまり,2進数と8進数の間,2進数と16進数の間では, 非常に簡単に変換できるのです.

たとえば,1つ前のページで 25(10) の 2進数表現と8進数表現を求めました.

25(10) = 11001(2) = 31(8)

ここで,11001(2) を上位2桁と下位3桁に分けると, 11(2) = 3(8) と 001(2) = 1(8) になります. これは 8進数の1桁が正に 2進数の3桁に対応するためです.

2進数と16進数の間の変換にも,同様のことが言えます. ただし,この場合には 2進数を4桁毎に分けることになります. たとえば,以下の例が挙げられます.

330(10) = 101001010(2) = 512(8) = 14A(16)

自分で確かめてみましょう.