計算機関連では,8進数や16進数も良く用いられます. これは 8進数の 1桁が 2進数の 3桁に, 16進数の 1桁が 2進数の 4桁に対応していることが大きな理由となっています. つまり,2進数と8進数の間,2進数と16進数の間では, 非常に簡単に変換できるのです.
たとえば,1つ前のページで 25(10) の 2進数表現と8進数表現を求めました.
25(10) = 11001(2) = 31(8)
ここで,11001(2) を上位2桁と下位3桁に分けると, 11(2) = 3(8) と 001(2) = 1(8) になります. これは 8進数の1桁が正に 2進数の3桁に対応するためです.
2進数と16進数の間の変換にも,同様のことが言えます. ただし,この場合には 2進数を4桁毎に分けることになります. たとえば,以下の例が挙げられます.
330(10) = 101001010(2) = 512(8) = 14A(16)
自分で確かめてみましょう.
19.1.3 n進数表現の変換 | 19.1.4 2進数・8(16)進数変換 | 19.2 単位 | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Thu, 17 Mar 2005 21:05:26 JST (1597d) |