似たような長い式を何度も書くのは面倒ですし,間違いも起こしがちです.そこでa,b,cが与えられたら2次方程式 ax^2 + bx +c = 0 の解を1つ求める計算式にquadratic1という名前を付けてみましょう.
Ocamlで計算式に名前を付ける場合にはlet 名前 (変数名1,変数名2,...) = 式のように書きます.この場合は
# let quadratic1 (a,b,c) = (-. b +. sqrt(b *. b -. 4.0 *. a *. c)) /. (2.0 *. a) ;; val quadratic1 : float * float * float -> float = <fun> #
このように名前を付けられた計算式は関数と呼びます.関数は,式の一部を後から決めることができる式だと言えます.このページの例では,a,b,cという3つの変数が使われている場所は後から値を決めることになります.
17.4.9 二次方程式の解の計算 | 17.4.10 解の公式を定義する | 17.4.11 公式を使って解を求める | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
このページに関してお気づきの点がありましたら
コメント投稿システムまでお願いします.
|
Mon, 04 Jul 2005 15:07:20 JST (1488d) |