17.1.5 範囲の指定

計算式「=B2+C2+D2+E2+F2」自体も結構書くのがめんどうです.それで,以下のような略記法が用意されています.

結局,"G2"には

=SUM(B2:F2)

と書けばよいことになります.

ABCDEFG
1科目英語数学国語社会理科合計( 計算式 )
21年生4080405388301( =SUM(B2:F2) )
32年生6546668252
43年生6754657365

実際の表計算ソフトでは

  1. まず"G2"の位置をクリックし,
  2. Σと表示されたアイコンをクリックし,
  3. "B2"の位置から"F2"の位置までドラッグする.

ことで同じ内容を書き込むことができるようになってるのが普通です. アイコンをクリックした段階で範囲を自動的に推測してくれるソフトもあります.

これまでは「横」の合計でしたが,「縦」の合計ももちろん可能です. 「3年間の英語の合計」を"B5"に表示するには,そこに

=SUM(B2:B4)

と書けばよいのです.他の科目及び「合計の合計」についても同様です.