11.2.5 蔵書データベース

参照したい論文がオンラインで手に入らない場合は,物理的な文献(紙の文献)を手に入れる必要があります.物理的な文献の所在を調べるためには,蔵書データベースを利用します.蔵書データベースを使えば,書籍や学術誌の名称,著者や編集者の名前,発行年などから, 求める文献を所蔵する施設を調べることができます.

東京大学で利用できる蔵書データベースはexternal_s付属図書館のページにその一覧があります.

代表的な蔵書データベースには,東京大学学内の図書館を対象としたexternal_sOPACと,全国の大学や研究施設の図書館を対象としたexternal_sNACSIS-Webcatがあります.前者は学内のみを対象としているので,検索された文献が比較的容易に手に入る可能性があります.まずはOPACで検索し,学内になかった場合はWebcatを利用すると良いでしょう.

次の節では,OPACとWebcatを例に実際に蔵書検索を行ってみましょう.