通常,コンピュータに使われるメモリは,電気的に情報を記録している記憶装置です.大抵は電源を切るとその内容が失われてしまいます.また,ハードディスクなどよりも高速に情報にアクセスすることができます.
メモリには,中心的に使われるメインメモリや,CPUが情報を処理しているときに一時的な情報の 置き場所として使うためのキャッシュメモリがあります.
CPUのクロック数だけでなく,メインメモリの量も プログラムの利用可能性や速度などコンピュータの性能に大きな影響を与えます.
メインメモリやキャッシュメモリ以外に, ビデオメモリ と呼ばれるメモリがあります, ビデオメモリは, ディスプレイ上に表示する画像データを格納するメモリで, ビデオカード上に載っています.
メモリは電源を切るとその内容が失われるのが普通ですが,基本的に内容を書き換えられないかわりに 電源を切っても内容が消えないメモリもあります.そのようなメモリはROM(Read Only Memory)と呼ばれます.また,メインメモリなどで用いられる内容を書き換えられるメモリはRAM(Random Access Memory)と呼ばれます.
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Wed, 12 Mar 2008 20:27:25 JST (506d) |