24.2.4 数式の書き方

ここでは,LaTeXにおける簡単な数式の書き方について学びます.

数式を,独立した行として表示するには, \[a+b\]のように\[ \]で囲みます.

数式を,文章の中に埋め込みたい場合には,$a+b$のように,$で,数式を挟みます.

上付きの添字を表示するには,$a^b$などと書きます. 添字が式になっている場合は,$a^{x+1}$のように波括弧でかこって書きます.このとき括弧は表示されないことに注意してください.

下付きの添字を表示するには,$a_b$と書きます.

分数は$\frac{1}{4}$などとして表現します.

和は,$\sum_{k=1}^\infty \frac{1}{k}$などと表現します.

積分は,$\int_{x=0}^1 \sin(x)dx$などと表現します.

$(a+b)^2$は,次のように表示されます.

波括弧を表示したい場合には,$\{x|f(x)=0\}$などと表現します.

矢印は$f:X\rightarrow Y$などと表現します.

math.png