プログラムPowersの主要部を示しておきます.
int p, v; v=1; for(p=0; p<10; p=p+1){ System.out.println("2 to the power of " + p + " = " + v); v = v*2; }
繰り返されるにつれて,pは1ずつ増え,vは順に2倍ずつになってゆきます.結果を示します.
2 to the power of 0 = 1 2 to the power of 1 = 2 2 to the power of 2 = 4 2 to the power of 3 = 8 2 to the power of 4 = 16 2 to the power of 5 = 32 2 to the power of 6 = 64 2 to the power of 7 = 128 2 to the power of 8 = 256 2 to the power of 9 = 512
forの指定では,括弧内にカンマで区切っていろいろなことを書くことができます.今の例でも,例えば
for(p=0, v=1; p<10; p=p+1, v=v*2){
と書くと,繰り返される実行部分は1行で済みます.しかしながら,for指定でこのように「変化の方法をいろいろ書く」のはあまり勧められません.なぜなら「変化の方法が複雑でもよい」別の指定方法が用意されているからです.forの書き方は,ある一つの変数の値を規則的に変えてゆくという,定まった回数の繰返し実行に適しているのです.
ここでは,比較的単純な繰返しについて学びました.もうちょっと複雑な繰返しができると,もっといろいろなことができるようになります.目次へ戻ってみて下さい.
26.1.2.4 まとめて繰り返す | 26.1.2.5 まとめ反復 | 26.1.2.6 繰返しの要素 | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Fri, 11 Jun 2004 13:16:28 JST (1876d) |