Integer.value0f("8902").intValue()
とやってやっと値としての8902が得られるというのは,余りにも大げさ過ぎると感じられるでしょう.そこで整数値については文字列を解釈して直接に値に変換するメソッドがあります.上と同じ変換は
Integer.parseInt("8902")
と書くことができ,こちらのほうが当然効率がよく動きます.それでふつうはparseIntを使用します.
parseIntがあればparseFloatやparseDoubleがあると思うのが自然ですが, 実は parseDouble等は JDK 1.2 で始めて導入されました. つまり,昔の JDK 1.1 の頃には使えませんでした.
これはプログラムが実際に動く環境を必要最小限度で済ませて,とくに小型機器への組込みプログラムを小さくしたという,Java環境の設計思想によるものと言われています.
26.1.8.13 整数値の入力 | 26.1.8.14 文字列から値へ(2) | 26.1.9 アプレット | ||
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Tue, 08 Jun 2004 09:46:25 JST (1879d) |