26.1.9 アプレット

現在は,さまざまな情報機器がネットワークで結合されています.コンピュータを相互接続した形でのインターネットがその代表例ですが,その他にも工場内の工作機械や飛行機内の種々の機器,ホームオートメーション機器群などの,機能が特化された専用機器の相互接続の例も多くみられます.さらに無線技術の発達により無線LANが一般的になってきているので,移動機器によるシステム,いわゆるモバイルシステムも盛んになってきました.このように結合されたシステムの内部では,各種のデータばかりではなく,プログラムそのものもやりとりされるようになります.

あるシステムで動いているプログラムを,別のシステムへ送ってそこで動かすことを考えます.原理的にはこれは簡単で,ソースプログラム(これはデータですよね)自体を転送し,そこで処理してから動かせば済みます.問題となるのは,送る際のデータ量(大きいと時間がかかる)と,受取り側がやらなければならない処理の手間(大きいとなかなか動き出さない)です.Javaの設計では,この両方ともがなるべく小さくなるようになっています.

アプレットについての内容です.最初から順に見てゆくことも, 途中途中の機能を見ることもできます.

アプレットの実行

簡単なアプレットを作って実行してみましょう.

26.1.9.1 アプレット

26.1.9.2 とりあえず

26.1.9.3 HTMLファイル

26.1.9.4 実行

26.1.9.5 起動と停止

座標と図形

アプレットでは,文字や図形を座標に従って配置します.

座標の使い方や,座標を用いて,図形を描く方法について学びます.

26.1.9.6 文字の座標

26.1.9.7 図形

26.1.9.8 座標軸の向き

26.1.9.9 図形の種類

26.1.9.10 図形と色

26.1.9.11 描画の環境

26.1.9.12 領域の大きさ

26.1.9.13 領域適応図形

26.1.9.14 初期メソッド

… 以降の内容にはアプレットそのものが組み込まれたページがあります.

… そのようなページは,表示が完全になるまで少し時間がかかります.

ボタンからの入力

ボタンをクリックして,アプレットに入力してみましょう.

26.1.9.15 簡単な入力-ボタン

26.1.9.16 ボタン入力

26.1.9.17 複数のボタン

マウスからの入力

マウスの動きをアプレットに入力してみましょう.

26.1.9.18 マウス入力

26.1.9.19 アダプタ

26.1.9.20 マウス描画

その他の入力

選択や,任意の文字列の入力方法について,説明します.

26.1.9.21 選択値入力

26.1.9.22 文字列入力

スレッドを用いたアプレット

スレッドを組み込んだアプレットを作ってみましょう.

26.1.9.23 アプレットの動き

26.1.9.24 脈動円

26.1.9.25 スレッド

26.1.9.26 スレッドとボタン