エラトステネスのふるいは,以下のように実行します.
プログラムを示します.
class Primes { public static void main(String argv[ ]) { int n=100; int i, k; int p[] = new int[n+1]; for(i=1; i < p.length; i=i+1) p[i]=1; // 最初は全部が素数の候補 for(i=2; i < p.length; i=i+1) if(p[i]==1){ // iは素数 System.out.print(i + " "); for(k=i; k*i <= p.length; k=k+1) // 倍数を消す意味でゼロを書きこむ. p[i*k]=0; // 消すのはiの自乗から. } System.out.println(); } }
結果を示します.
2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97
iの倍数を消す際には,本来的にはiの2倍,3倍,と表から全て消していく必要があるのですが,例えばiが5だった場合にはiの2倍や3倍や4倍は,既にiが2や3の時に消去されています.従ってiの5倍,すなわちiの自乗から開始してもよいのです.もっと速くする方法も存在することでしょう.
配列の長さ(サイズ)は,配列名に".length"をつければわかります.この小さなプログラムでは101であるとわかりますが,".length"で書いておくと,配列のサイズが変更されてもプログラムのいろいろな所を書き直す必要がなくなります.
26.1.6.10 チェックリスト | 26.1.6.11 素数表 | 26.1.6.12 大きなデータ | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Thu, 02 Sep 2004 19:14:07 JST (1793d) |