17.1.2 データの位置

表計算では,データの位置を表わすのに2次元的な座標を使います.

たとえば,「科目」と書いてある場所は"A1",「3年生」の場所は"A4",「1年生の数学」の場所は"C2",「2年生の理科」の場所は"F3"というぐあいです.これでゆくと,「1年生の合計」の場所は"G2"となります. 図で示すと次のようなぐあいです.なお,この図の中での第1行目と第1列目は「場所の位置」を示すためのもので,実際のデータではありません.

ABCDEFG
1科目英語数学国語社会理科合計
21年生4080405388
32年生6546668252
43年生6754657365

これで,指定するべきことがはっきりしました.つまり

"G2"の場所に "B2"+"C2"+"D2"+"E2"+"F2"を指定

すればよいことになります.