17.1.14 逆向き計算

これまで見たように,表計算では計算式が重要な役割を果たします. また,SUM や AVERAGE のような便利な関数が沢山用意され, 分散や相関係数の計算なども,データ範囲の指定程度の手間で実行することが出来ます. ここまでの状況は以下のようになっています.

ABCDEFGH
1科目英語数学国語社会理科合計平均
21年生408040538830160.2
32年生654666825231162.2
43年生675465736532464.8
5合計172180171208205936187.2
6平均57.3605769.368.331262.4

ここでこの色で示されているのは コンピュータが計算した値なのですが, たとえば「2年生平均」つまり "H3" の値が,現在では62.2ですが,これが65点になるような 「2年生の数学」の点は求まるでしょうか.いわゆる,「だったらなぁ」という計算ですね.