表計算では,解けるものであれば逆向きの計算させることができます. この機能を一般的に目標値検索(goal seek)と呼びます. 指定するのは次の3点です.
実際の処理結果を示します.目標を満足するように「2年生の数学」 の点数が変更されている事がわかります.それにしたがって, いくつかの計算結果が変更されたことにも注意して下さい.
A | B | C | D | E | F | G | H | |
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1 | 科目 | 英語 | 数学 | 国語 | 社会 | 理科 | 合計 | 平均 |
2 | 1年生 | 40 | 80 | 40 | 53 | 88 | 301 | 60.2 |
3 | 2年生 | 65 | 60 | 66 | 82 | 52 | 325 | 65 |
4 | 3年生 | 67 | 54 | 65 | 73 | 65 | 324 | 64.8 |
5 | 合計 | 172 | 194 | 171 | 208 | 205 | 950 | 190 |
6 | 平均 | 57.3 | 64.7 | 57 | 69.3 | 68.3 | 316.7 | 63.3 |
同じようにして,「総平均」つまり"H6"の値が65点になるような,同じく2年生の数学の「だったらな点」を求めてみましょう.
17.1.14 逆向き計算 | 17.1.15 目標値検索 | 17.1.16 プランニングへの応用 | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Mon, 21 Feb 2005 00:52:40 JST (1622d) |