ここではかな文字(ひらがな,カタカナ)の入力の仕方を説明します.(英字入力については既に6.2.2 キーボードを使ってみましょうで学習しているという前提です.)
かな文字の入力方法は「ローマ字入力」と「かな入力」の2種類があります. ローマ字入力の方がより一般的に使われているので, ここではローマ字入力を用いるものとして説明します. 教育用計算機システムのユーザの初期設定は,ローマ字入力モードになっているので,特にローマ字入力に切り替える必要はありません.
ローマ字入力とかな入力の切り替えは「ことえり環境設定」の中で行います.「ことえり環境設定」を開くには,入力状態アイコンをクリックして現れるメニューから「環境設定を表示」を選びます.
ローマ字入力は,その名の通りローマ字でかなを入力する方法です.試しにmiを起動して,かな文字を入力してみましょう.
miのアイコンは,初期状態ではDockには登録されていません. miのアイコンは,アプリケーションフォルダの下にあります. 5.3 アプリケーションの起動と終了を参考に,miのアイコンを探してダブルクリックして起動してください.
miが立ち上がったら,次のようにして新しいファイルを開いてください.
まずはひらがなを入力してみましょう.入力状態をひらがな入力に切り替えて,キーボードで
toukyoudaigaku
と打ち込んでみてください.すると次のように,「とうきょうだいがく」と表示されるはずです.
ローマ字を打ち込むと,かなになって表示されるのが分かりましたか?
カタカナ入力も同じ要領で行います.入力状態をカタカナ入力に切り替えて,先ほどと同じく
toukyoudaigaku
と打ち込むと,次のようにカタカナで「トウキョウダイガク」と表示されるはずです.
このように,基本的にはかな文字の入力はローマ字をそのまま入力すれば問題ありません.ただいくつか戸惑いやすい場合があるので,以下ではそれらについて説明します.
bu-tu (ブーツ) のように,ハイフンを打ち込みます.
faito (ファイト) や shu-to (シュート) のように, 普通はローマ字入力の通りで問題なく入力されます. 小さい「っ」は, happi (はっぴ) や potto (ポット) のように, 子音を重ねることで入力できます.これもローマ字の通りです. 単体で小文字を入力したい場合は, x を使って, xa (ぁ), xya (ゃ), xtu (っ) のように打ち込むことで入力できます.
panda (パンダ) のように, 「ん」の後に子音が来る場合は n 1文字で入力できます. しかし,「しんいち」のように後に母音が続く場合は, n を重ねて shinnichi と打ち込む必要があります. n を重ねずに shinichi と打ち込むと, 「しにち」と入力されてしまいます. 単語が「ん」で終わる場合 (udonn (うどん) など) も, n を重ねる必要があります.
これらの例の他に,どうしても入力できない文字がある場合は,入力状態アイコンをクリックして,
をクリックして,パレットから直接文字を選択してください.以下の欄の左に書かれた単語を右の欄に入力してみましょう.下の採点ボタンを押すと正しく入力できたかどうかが判定されます.
はっぴ | (1) |
ブーツ | (2) |
ファイト | (3) |
パンダ | (4) |
8.1.1 入力状態の切り替え | 8.1.2 かな文字の入力 | 8.1.3 漢字の入力 | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
このページに関してお気づきの点がありましたら
コメント投稿システムまでお願いします.
|
Tue, 18 Mar 2008 21:07:32 JST (500d) |