繰返し実行を利用して, 今度は「倍々ゲームを何回やれば一千万倍に届くか」を調べてみましょう. forによる繰返ししか使えないものとすると, たとえば
10回で1024だから20回で約100万倍になる.それで25回ほどやってみて結果を見て判断する.
というやり方が考えられます. このやってみてから考えようスタイルのやり方は, 解法がよくわからない場合によく行なわれますが, 次のような重大な欠点があります.
自動化の問題の重要性は明らかですね. これができないと, さながら人間が機械に使われるようになってしまいます. また, 問題解決の観点からは, 後者の問題も深刻です. たとえば 3を何乗すれば下2桁が"01"になるかといった問題では, 見当のつけ方すら不明です.
要するに, 目的とする状態か否かの判断も, やはりコンピュータにさせるべきであることになります. 言ってみれば, やる前に考えようということですね.
17.2.5 倍々ゲーム | 17.2.6 回数を求める | 17.2.7 判断付き繰返し | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Tue, 27 Apr 2004 02:02:22 JST (1922d) |