17.2.5 倍々ゲーム

プログラムDoublingの実行結果です.

promptjavac Doubling.java return2 promptjava Doubling return2 0:1 1:2 2:4 3:8 4:16 5:32 6:64 7:128 8:256 9:512 10:1024 ...途中省略 20 : 1048576

「倍々ゲーム」の気分ですね.

各行に表示されているのは i の値,コロン,x の値で, 表示の指定は System.out.println(i + ":" + x); でした. ここで使われている"+"は数値の加算ではなく文字列をつなげるという意味です. 単に「i+x」と書くと, 数値としての足し算の意味になりますが, 「i+":"」ではiの値を示す文字列とコロンとがつなげられ, 結果としては一つの文字列になります. プログラム言語ではこのように, 「大体同じような意味の操作を表わすのに同じ記号と使う」ことがよくあります.