コンピュータで状況を判断する簡単な例として, 倍々ゲームを見てみましょう. パラメータxの値が, 1,2,4,…とだんだん大きくなる方向に変化してゆくわけですから, 繰返しを x < 10000000 である間やればいいことになります. Javaでは次のように書きます.
class TenMillion{ public static void main(String argv[ ]) { int x=1; int i=0; while(x < 10000000) { i=i+1; x=x*2; } System.out.println(i + " times, result= " + x); } }
繰返し中は, ただひたすら2倍の計算をやって, 最後に一回だけ表示することに注意して下さい. この方式を使えば, 見当をつけることもやってみてから判断することも必要なくなります.
17.2.6 回数を求める | 17.2.7 判断付き繰返し | 17.2.8 二者択一 | ||
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Tue, 06 Apr 2004 00:15:23 JST (1943d) |