コンピュータの最大の特徴は高速であることです. 10桁の数の足し算なら1秒間に10億回ぐらいやってしまうこともできます. プログラムでこの高速性を活かす要素が繰返し実行です. とりあえず例を見て下さい.
class Doubling { public static void main(String argv[ ]) { int x=1, i; for(i=0; i<=20; i=i+1) { System.out.println(i + " : " + x); x=x*2; } } }
ここで等号(=)は数学で言う「等しい」という意味ではなく, =の右側の式の値を(必要ならば計算して)=の左側の変数の値とする(「代入」) という意味です. 「等しい」という条件(判断)は等号を二個並べて(==)表します. まぎらわしく, よくまちがえるので注意しましょう.
このプログラムの核心は4行目〜7行目で, とくに4行目は
パラメータxの初期値は"1"ですが, {…}の中で2倍(x=x*2)されますから, 繰返しの度に2倍, 4倍, 8倍と大きくなってゆく訳です.
17.2.3.3 クラスライブラリ | 17.2.4 繰返し | 17.2.5 倍々ゲーム | ||
2009年度版に向けて現在作業中です.
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Thu, 10 Feb 2005 19:48:59 JST (1632d) |