条件判断は, 値の大小や等しいことを調べるだけですから, 結局は二者択一の判断をしていることになります. Javaではこの判断だけを繰返しとは独立に指定できます.
class Factors{ public static void main(String argv[ ]){ int x=2210; int i; for(i=2; i<=20; i=i+1) if(x%i==0) System.out.println("2210 is a multiple of" + i); else System.out.println("2210 is not a multiple of" + i); } }
ここでの条件判断は"if"に続く括弧内に書かれています.
"%"は"+"や"/"などと同じ演算記号で, "a%b"は整数aを整数bで割った余りを示します.
"10%3"は1で"10%5"は0というぐあいです.
"=="は等値比較です. 1文字の"="が, 「右の値を左のパラメータの値とする」操作を表わしているので, 比較の方は2文字になっています.
プログラムFactorsでは, i=2から20までについて, 2210がそれで割り切れるか否か, すなわち約数がどうかを調べ, 結果を示しています. 二者択一の判断が繰り返し行なわれていることがわかります.
17.2.7 判断付き繰返し | 17.2.8 二者択一 | 17.2.9 概念の利用 | ||
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Wed, 30 Jun 2004 14:06:28 JST (1857d) |