コンピュータ用の本格的なプログラム言語では, 実行効率を重視する場合はコンパイル(compile)という作業をするのがふつうです.コンパイル処理では,
変換します.プログラムを作ったり変更したりするのは人間ですから,人間向きにはソースプログラムを扱い,実際の実行は「コンピュータ用の形式」で行うためです.
Javaにおいては,この「コンピュータ用の形式」として中間言語と呼ばれるものを使います.Javaの中間言語は,プログラムサイズが小さくなるように設計されているので,ネットワークを経由して他のコンピュータへ送るもの容易です.
中間言語は,ある仮想的なコンピュータの命令セットとして定義されています.この仮想的なコンピュータをJava仮想機械(Java Virtual Machine)と呼びます.
Javaのソースプログラム(A.javaとします)をコンパイルすると,同じ名前のクラスファイルA.classが作成されます.そして,コマンド"java A"によって,A.classの中の"main"から実行が始められます.実行は,中間言語を理解するソフトウェアによって行なわれます.
17.2.3 実行 | 17.2.3.1 プログラムとコンパイル | 17.2.3.2 クラスファイル | ||
発展項目をスキップ | 17.2.4 繰返し | |||
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Tue, 27 Apr 2004 02:00:46 JST (1922d) |