「1日の秒数プログラム」Seconds.javaを例にして,システム内部での様子を観察してみましょう.ファイル内容の表示をする"cat"コマンドと,ファイルの詳細な一覧を表示する"ls -l"コマンドを使います.
cat Seconds.java class Seconds{ public static void main(String argv[ ]){ System.out.println(60*60*24); } } ls -l -rw-r--r-- 1 hwb 102 Apr 21 11:00 Seconds.java javac Seconds.java ls -l -rw-r--r-- 1 hwb 386 Apr 21 11:15 Seconds.class -rw-r--r-- 1 hwb 102 Apr 21 11:00 Seconds.java java Seconds 86400
コマンド"java"で,"プログラム名.class"というファイルが作られているのがわかります.通常の言語だと,この大きさが数千から数万バイトになりますが,Javaの中間言語形式ではこのように(386バイト,1バイトは8ビット)小さくなっています.
コマンド"java"は,クラスファイル(ここでは"Seconds.class")を読み,その他の必要機能をシステムから補充した上で,中間言語を理解するソフトウェアを起動し,実際の実行を行なわせます.
17.2.3.1 プログラムとコンパイル | 17.2.3.2 クラスファイル | 17.2.3.3 クラスライブラリ | ||
発展項目をスキップ | 17.2.4 繰返し | |||
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Tue, 27 Apr 2004 02:01:13 JST (1922d) |