14. 情報の表現と符号化・暗号化
情報をコンピュータに適するbit列で表現することを符号化といいます。
コンピュータは、0
と 1
の列であるbit列を操作します。
12. 文字による伝達
で文字を符号化する複数の方法を学びました。
数、文書、画像、動画も、同様に符号化されて、コンピュータで計算・編集・保存などの操作が行われます。
関連して、符号化の良さを測る情報量の理論や、データを暗号化する手法についても説明します。
14.1. 情報の単位
コンピュータ内の情報は「ビット」を基礎に表現されています。
0
か1
の選択を ビット (bit; binary digit) と呼びます。
1bit で表現できるのは、実行・キャンセル、有無、真偽など、二者択一の状況のみですが、
複数bit組み合わせることでより豊かな情報を表現できます。
14.2. 数値の符号化
整数や小数をコンピュータで取り扱う2、標準的な方法を紹介します。... このページを読む
14.5. 音の符号化
この節では音声データをどのように符号化するか、またアナログ情報をデジタル情報へと変換する方法について説明します。 音 # 音は空気の密度の振動、波... このページを読む
14.6. 情報理論と符号化
理論的な情報量を導入します。その後、データの圧縮表現との対応を紹介します。... このページを読む
14.7. 暗号化と電子署名
秘密を守る暗号通信の仕組みと証明書や認証の方法を学びます。... このページを読む
14.8. モデル化とグラフ
コンピュータで扱う情報は、画像(文字を含む)音といった人の五感と対応するものだけでなく、抽象的な内容もあります。 グラフも符号化できるので、 電車の路線図、化学反応の行程、自律動作の規則などをグラフで表現すると、コンピュータで扱えるようになります。
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