2.1. iMac 端末
教育用計算機システム (ECCS) において皆さんが利用する iMac 端末について説明します。
iMac 端末 #
ECCS の主な端末は、iMac 端末と呼ばれる端末です。教養学部前期課程で必修の「情報」の授業では、この iMac 端末を使います。この「はいぱーワークブック」も、iMac 端末での学習をおもに想定しています。図は情報教育棟でiMac端末です。いわゆる本体はモニタに内蔵されています。
iMac 端末自体は、家庭で使われるものとほぼ同じですが、その運用のされ方は異なります。
集中管理 #
iMac 端末は、どの機器を利用しても、同じ環境を利用できます。(昨日と同じ席に座らないと昨日書いたレポートの続きができない…などということはありません!) このことは、全ての端末がネットワークを通じて中央のコンピュータにより一元的に管理されている恩恵です。そのような管理をするコンピュータを サーバ と呼びます。サーバが管理するコンピュータを 端末 と呼びます。
macOS #
ECCSの iMac 端末では、アップル社の macOS と、マイクロソフト社の Windows という2つのオペレーティングシステムを利用可能です(オペレーティングシステムはさしあたり「利用環境」の意味で使います)。「情報」の授業では、主に macOS を使います。
macOS と Windows の使用感は、細かい部分で操作方法等が異なりますが、背景となる基礎の概念には共通点が多数あります。コンピュータの表面的な操作方法は毎年のように変化しますから、将来にわたって有効な核となる概念を身につけましょう。