5.1. マウス
マウスは、マウスポインタの移動と、ボタンの状態をコンピュータに伝えます。
マウスにより画面上のマウスポインタ を動かし、画面上の位置を指定します。さらにマウスボタンを使って、その位置に対応する指示を伝えます。
ECCSのマウスの上面には左右のボタンとその間のホイール(円盤)が付いています。
本体を動かし画面上の位置を指定して、さらにこれらのボタンを押したり回したりすることで、さまざまな命令をコンピュータに伝えることが可能になります。
a. ホイール b. 左ボタン c. 右ボタン
クリックとドラッグ #
クリック #
マウスボタンを押してすぐ放すことをクリックと言います。 左のボタン、右のボタンをクリックすることをそれぞれ左クリック、右クリックと呼びます。 単に「クリック」と書いてある場合は、マウスの左ボタンのクリックを意味することが多いようです。
一回だけ押すことを(シングル)クリック、素早くつづけて二回押すことをダブルクリックと言います。
ドラッグ #
クリックはボタンを押して放す操作に分類できます。それぞれ、プレス、リリースと呼びます。プレスとリリースの間にマウスを移動することを、ドラッグと呼びます。
- マウスボタンを押して維持することを、プレスと言います。
- プレスした状態でマウスを動かすことを、ドラッグと言います。
- プレス状態のマウスボタンを放すことを、リリースと言います。
ファイルやウィンドウの移動や、選択範囲の指定などで、ドラッグを使います。
ホイールの回転 #
マウス中央にあるホイールは回転します。画面のスクロールや、ズームに使います。
ホイールの回転方向とスクロールの方向の対応には2種類あり、どちらも使われています。個人所有の機器の場合は、環境設定を行い、慣れている方に設定すると良いでしょう。