11.9. アーカイブ
複数のファイルを一つにまとめる操作を紹介します。 まとめる操作や、まとめられたファイルを アーカイブ といいます。
アーカイブ #
- まずまとめたいファイルを一つのフォルダにいれます。
- Finder でそのフォルダを選択し右クリックから 圧縮 (compress) を選ぶと、フォルダの名前に拡張子が
.zip
がついた新しいファイルが作成されます。これを ZIP アーカイブと呼びます。 - ZIP アーカイブを提出したり、共有します。
圧縮 #
慣習として、ファイルのデータを保ったまま、ファイルサイズを小さくすることを、圧縮と呼びます。
上記の操作においても、圧縮という名前のように、ファイルサイズを小さくする試みが同時に行われます。
ただ、
現在では pdf
や docx
などおおくのファイルは元から圧縮済みのため、上記の操作でファイルサイズは (あまり) 減りません。
そこでこの章では圧縮にはふれずに、複数のファイルをまとめるアーカイブの機能として紹介しました。 圧縮についてはあとの章 14.6. 情報理論と符号化 で触れます。
伸展・展開 #
主立った環境では、 受け取ったアーカイブファイルをダブルクリックすると、元のファイル群が復元されます。