23. 表計算
Microsoft Excel と Numbers を題材に、表形式のデータに対して行なう情報処理の概略を学びます。
世の中には「表」の形をしたデータがたくさんあります。たとえば
- 成績表
- 家計簿、簿記や企業の財務諸表
- 実験データや調査アンケートの集計結果
- 各種統計資料
などは、ほぼ確実に表の形式をしています。そして表形式のデータに対しては
- 合計や個数を求めるなどの集計処理
- 平均や標準偏差の計算といった統計処理
- 金利などの財務に関係する計算
- グラフの描画
といった計算や操作が行われます。このような、表データに特有の計算を効率的にこなすためのソフトウェアが表計算ソフトウェアと呼ばれるものです。
23.1. 表計算とは
Excel / Keynote の使い方の説明は「学生の成績処理を行う」という架空のシナリオに沿って行います。この章を通じて、次の名簿データを実習の材料に使います。ダ... このページを読む
23.2. Microsoft Excel
Microsoft Excel は最も有名な表計算ソフトの一つです。Excel があると、難しいコマンドなどを覚えなくても、多種多様な情報処理が簡単に行なうことができます... このページを読む
23.3. Numbers
Numbers は Apple 社が開発している表計算ソフトウェアです。Numbers を使って表計算のしかたを学びましょう。 実は Numbers と Microsoft Excel とを比べると、ボタンの配置や表... このページを読む
23.4. 表データの機械可読性
ここまで見てきたように、Excel の主な役割は表「計算」をすることです。表計算ソフトの機能を使うことで、表データに対して集計処理、統計処理や... このページを読む
23.5. グラフを描く際の基本事項
グラフを的確に使いこなせるようになりましょう。 「グラフなんて適当に描けばいいじゃん」と思っていたら、それは大間違いです。たとえば次の図を見て... このページを読む
23.6. 統計に関する補足
統計処理をするときは、その意味をよく考える必要があります。表計算などの便利な道具ができたので「データ処理」だけは簡単にできますが、その適切な... このページを読む
23.7. 参考文献
この章に関連する参考文献を紹介します。 個々のソフトウェアの使い方について # それぞれの表計算ソフトウェアの使い方に関するウェブサイトを紹介しま... このページを読む