19.2.3. 東京大学 OPAC の使い方
東京大学 OPAC を使って東京大学の図書館にある資料を調べる方法を説明します。
東京大学 OPAC は東京大学の附属図書館に所蔵されている資料を検索するためのデータベースです。東京大学には駒場図書館・総合図書館の他にも 30 あまりの図書館・図書室があり、OPAC を使うと東京大学が所蔵する全ての資料を対象に検索を行うことができます。図書館に所蔵されている資料には、書籍の他に製本された学術雑誌などがあります。
東京大学 OPAC での検索例 #
ためしに検索をしてみましょう。例として、タイトルに「代数幾何学」を含む本を検索をします。まずは
東京大学 OPAC のページを開いてください。
あるいは東京大学附属図書館のトップページにも検索窓がありますから、こちらを使っても構いません。いずれにせよ、検索窓に「代数幾何学」と打ち込んで検索すると、次のような結果が表示されます。
検索結果が少ない場合はこの画面の中で目的の資料を探せば良いでしょう。
検索結果が多すぎる場合は、検索条件をより詳細に指定して結果を絞り込むことができま す。入力欄の上ににある「詳細検索へ」のリンクをクリックすると、詳細検索の画面に切り替わります。
見て分かるとおり、著者名や出版社など様々なデータを指定して検索することができます。試しに全ての項目の欄に「代数幾何学」を、著者名の欄に「ハーツホーン」と入れると、結果が表示されます。
検索結果は 1 件のみになり、欲しい結果が得られました。署名のリンクをクリックすると、その資料の詳しい情報が表示されます。
この画面の下の方を見ると、所蔵している図書館や貸出中かどうかなどの状況をチェックできます。資料のある場所を突き止めたら、図書館へ行きましょう。
MyOPAC #
東京大学付属図書館では
MyOPAC というサービスを提供しています。MyOPAC を使うと借りている図書の確認、図書の予約、貸出延長手続きや図書購入希望の申請など様々なサービスをインターネット越しに受けることができます。大変便利ですので、ぜひ有効活用しましょう。
なお 2012 年 3 月現在、MyOPAC の初期パスワードは生年月日に設定されています。利用者 ID は ECCS のメールアドレスとして使われているため、他の人に生年月日が知られるとサービスを乗っ取られる恐れがあります。大変危険な状況ですので、速やかにパスワード変更をしましょう。言うまでもないですが、お友達の生年月日を知ったからといって MyOPAC を乗っ取ったりしてはいけませんよ。