16.3 リモートアクセス環境

この節では,外部から教育用計算機システムの Mac 環境にアクセスする方法を説明します.

リモートアクセス環境を使うための初期設定

リモートアクセス環境を使うには, UTokyo Account のページで利用申請を行う必要があります.externalUTokyo Account 利用者メニュー のページにログインし,左のメニューにある「リモートアクセス環境利用申請」の項目から,利用の申請をしてください.もしやり方が分からない場合は,external公式の案内(外部からの ECCS の利用) を読んでください.

cautionリモートアクセス環境の利用申請は毎日12時にリセットされます.その都度,上記の操作を行う必要がありますので,注意してください.
また,利用申請をしてから実際にリモートアクセス環境が使えるようになるまで,最長で 1 時間程度かかります.利用申請はなるべく早めに済ませておきましょう.

Splashtop Enterprise のインストール

続いて,リモートアクセス環境を使うのに必要な Splashtop Enterprise というソフトウェアのインストールを行います.
まずは externalSplashtop のダウンロードサイト にアクセスしてください.このページで,左側の「お使いのモバイルデバイス用のアプリを選択します」で必要なバージョンを選びます. 「あなたの Splashtop の製品を選択してください」では “Enterprise” を,「お使いのプラットフォームを選択してください」では自分のコンピュータの OS を選択して,ダウンロードボタンを押してください.

Mac 版または Windows 版を選択した場合,ダウンロードページに移動します.ここの “Download v*.*.*.* Splashtop Enterprise App” というリンクをクリックすると,インストーラ(インストール用プログラム)がダウンロードされます(v*.*.*.* という部分はソフトウェアのバージョン番号ですので,画像と違っても問題ありません).

あとは,それを自分のコンピュータにインストールしてください.Windows であれば,インストーラのファイルをダブルクリックし,指示に従います.
iPad, iPhone 版または Android 版を選択した場合は,App Store か Google Play に移動しますので,通常のアプリと同様の操作でインストールを行います.
これ以降の説明では,主に Mac 版および Windows 版を対象とします.

Splashtop Enterprise の起動

Splashtop Enterprise のインストールに成功したら,起動してください.すると,アカウントの入力画面が表示されますので,次のように入力してください.

Splashtop Center
ras.ecc.u-tokyo.ac.jp
メール
UTokyo Account のユーザ名 + @utac.u-tokyo.ac.jp
パスワード
UTokyo Account のパスワード


そして「ログイン」ボタンを押すと,ウィンドウに “eccs2016” という項目が表示されます.(エラーが表示された場合は,上記のリモートアクセス環境利用申請を確認しましょう.) “eccs2016” をクリックし,出てきた「接続」ボタンをクリックしてください.
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Mac 環境の画面が表示されますので,iMac 端末で使う場合と同じように ユーザー名(今度は @utac.ecc.u-tokyo.ac.jp は要りません)とパスワードを入力してログインします.
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以降の操作は,iMac 端末の Mac 環境と同様です.終了する際は,アップルメニュー (ユーザー名)をログアウトを選択してログアウトをしたあと,ウィンドウを閉じます.

cautionこのように鍵のアイコンのウィンドウが出てきた場合には一切の操作ができないため,一旦切断してやり直す必要があります.詳しくはexternalリモートアクセス環境の一部の端末に接続できない障害を参照してください.16_3_d

制限

リモートアクセス環境では,以下のような制限があります.詳しくは教育用計算機システム公式サイトの external外部からのECCSの利用 を参照して下さい.

  • 同時接続可能なユーザは最大 15 名です.
  • リモートアクセス先では Microsoft Office (Word, Excel, PowerPoint) は利用できません.
  • ログインしてから 4 時間後に自動的に接続が切れるようになっています.